部内戦を振り返って
- 2020/11/04
- 18:39
こんにちは。
関西大学体育会弓道部三回生の石井です。
この前筋肉おからチャーハン云々のブログを書いた石井です。ご無沙汰ですね。
今回は少し真面目な話をしようと思います。
この記事を書いている11月3日は第一回悠久杯が行われました。学年混合で団体戦や個人戦をする、いわゆる部内戦ってやつです。私はその悠久杯において団体戦と個人戦(メンバー外の部)で二冠を達成しました。関西大会でも全国大会でもないのですが、私はこの二冠がとっても嬉しいのです。なぜなら私はこの悠久杯と私の状況について思うところが多かったからです。
コロナによる自宅待機が開け、道場での練習を再開してから、私の的中率は低迷していました。悠久杯のチームメンバーが発表されたのが1ヶ月ほど前ですが、その時の的中率はチームの誰よりも低いものでした。チームリーダーなのにも関わらず。
私は幹部職を担う、つまり先頭に立って引っ張らなくてはならない存在です。もちろん的中が全てではないのですが、本来あるべき姿と比べるとあまりに不甲斐なく、ギャップに苦しんだ期間でした。
監督コーチのご指導、同期や先輩の力があって今の自分があるのですが、ただ諦めずにもがき続けたことも窮地を脱した大きな理由にあると思うのです。本当に色々試してみて、とあるきっかけが見つかって急成長を遂げることができた。そして悠久杯でその成長を結果として残すことができた。今回の二冠はそんな背景があったので嬉しさもあり安堵もあり、という感じでした。
自分語りが長くなってしまったのですが、今回の経験を踏まえて後輩達に言いたいことがあるのです。
まず一回生の初心者へ。
今回の悠久杯で、同期と自分との差を感じた人がいるのではないでしょうか。同期は中り始めたのに自分はまったく成果がでないと悩んではいないですか?焦る必要は全くありません。監督も仰ってましたが、この時期に的中を気にする必要がないからです。ですが今回試合というものに触れて、少しでも「悔しい」という気持ちがあるのなら精一杯練習してください。その感情は大きな一歩だと思います。先輩の指導をよく聞いて沢山練習することで弓の引き方や矢の飛ばし方がなんとなくわかってきます。一緒に頑張りましょう。
次に2回生に。
今回の経験から「漫然と練習する事」の無意味さを痛感しました。結局きっかけを掴むまで的中は一切伸びなかったので。だから私の様な無駄な時間を過ごさないように、今自分の射は基本のことができているのか再確認してください。できていないことを本気になって直してください。真摯に向き合わなければきっかけは恐らく掴めません。「天才は1%の閃きと99%の努力である」という言葉は努力の重要性を説くときに使われがちですが、「どれだけ努力しても閃きがなければ事を成さない」という解釈もあるそうです。だから指導に耳を傾けることと挑戦することを忘れないでほしいのです。
偉そうに説教してますが、私もまだまだ未熟者です。これからも部に貢献できるように、誠心誠意弓に向き合っていこうと思います。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。
関西大学体育会弓道部
主務補佐 石井樹
三回生 経済学部 初心者
関西大学体育会弓道部三回生の石井です。
この前筋肉おからチャーハン云々のブログを書いた石井です。ご無沙汰ですね。
今回は少し真面目な話をしようと思います。
この記事を書いている11月3日は第一回悠久杯が行われました。学年混合で団体戦や個人戦をする、いわゆる部内戦ってやつです。私はその悠久杯において団体戦と個人戦(メンバー外の部)で二冠を達成しました。関西大会でも全国大会でもないのですが、私はこの二冠がとっても嬉しいのです。なぜなら私はこの悠久杯と私の状況について思うところが多かったからです。
コロナによる自宅待機が開け、道場での練習を再開してから、私の的中率は低迷していました。悠久杯のチームメンバーが発表されたのが1ヶ月ほど前ですが、その時の的中率はチームの誰よりも低いものでした。チームリーダーなのにも関わらず。
私は幹部職を担う、つまり先頭に立って引っ張らなくてはならない存在です。もちろん的中が全てではないのですが、本来あるべき姿と比べるとあまりに不甲斐なく、ギャップに苦しんだ期間でした。
監督コーチのご指導、同期や先輩の力があって今の自分があるのですが、ただ諦めずにもがき続けたことも窮地を脱した大きな理由にあると思うのです。本当に色々試してみて、とあるきっかけが見つかって急成長を遂げることができた。そして悠久杯でその成長を結果として残すことができた。今回の二冠はそんな背景があったので嬉しさもあり安堵もあり、という感じでした。
自分語りが長くなってしまったのですが、今回の経験を踏まえて後輩達に言いたいことがあるのです。
まず一回生の初心者へ。
今回の悠久杯で、同期と自分との差を感じた人がいるのではないでしょうか。同期は中り始めたのに自分はまったく成果がでないと悩んではいないですか?焦る必要は全くありません。監督も仰ってましたが、この時期に的中を気にする必要がないからです。ですが今回試合というものに触れて、少しでも「悔しい」という気持ちがあるのなら精一杯練習してください。その感情は大きな一歩だと思います。先輩の指導をよく聞いて沢山練習することで弓の引き方や矢の飛ばし方がなんとなくわかってきます。一緒に頑張りましょう。
次に2回生に。
今回の経験から「漫然と練習する事」の無意味さを痛感しました。結局きっかけを掴むまで的中は一切伸びなかったので。だから私の様な無駄な時間を過ごさないように、今自分の射は基本のことができているのか再確認してください。できていないことを本気になって直してください。真摯に向き合わなければきっかけは恐らく掴めません。「天才は1%の閃きと99%の努力である」という言葉は努力の重要性を説くときに使われがちですが、「どれだけ努力しても閃きがなければ事を成さない」という解釈もあるそうです。だから指導に耳を傾けることと挑戦することを忘れないでほしいのです。
偉そうに説教してますが、私もまだまだ未熟者です。これからも部に貢献できるように、誠心誠意弓に向き合っていこうと思います。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。
関西大学体育会弓道部
主務補佐 石井樹
三回生 経済学部 初心者
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