4回生の振り返り~許さねえからな~
- 2021/02/14
- 09:14
こんにちは。岩根です。
インパクトのあるタイトルですが、内容はマイルドに行きたいと思います。
タイトルの意味は読んでもらえればなんとなくわかると思います。
①はじめに
突然ですが、クイズです。
一回生の頃、正門の時計台の前で弓道部員に勧誘された瞬間に僕が思ったことはなんでしょう。
四択となります。
A:へぇ、弓道着ってかっこいいんだなぁ。
B:ちょっと興味あるけど、体育会だし、厳しそうだしなぁ。ちょっと怖いなぁ。
C:興味ないけど、暇つぶしに道場行ってみるか。
D:なんだこの変な格好。
はい制限時間です。
まだ考えたい人は、一生そうやってウンウン考えておけばいいですよ。そうすると、やがて命が尽き果て、この青い地球の大地となり、そこには美しい一輪の花が咲き開くことでしょうね。
答えはDです。厳密にはD+αで、「なんだこの変な格好。恥ずかしいなぁ。しかも体育会って古臭いなぁ。さっきからこの格好の人めっちゃ見るけど何人いるんだ。理解不能だわ。」でした。
しかしこんな風に思っていた生意気インテリジェンスクソ坊主の僕は、あれよあれよと弓道部に入り、関西選手権での伊東一至君の活躍を見て弓道にどっぷりのめり込むことになります。
弓道部入部当初、これが体育会かと感じた出来事がありました。それは自己紹介練習です。だって自己紹介の最初に「押忍!!」って言うんですよ?そんなことあります?
「押忍!!転校生の岩根です。」
「押忍!!大阪支店の岩根です。」
「押忍!!新郎の岩根です。」
こんなん言わないでしょ。言わないですよ普通の人生で押忍なんて。「だっちゅーの」とかと同じレベルの死語だと思っていました。
まあそれ以外は普通の体育会って感じでしたね。押忍だけすごい印象的でした。
②弓道について
はっきり言って1回生の終わりあたりから弓道自体は好きではなかったと思います。ただただ勝ちが欲しい、周りに負けたくない、そんな競争の感情だけで駆け抜けました。試合にも結構出させていただきましたし、色んなメンバーにも選んでもらいました。嬉しいこともありました。それでも、中った一本よりも抜いた一本の方が記憶には深く刻まれていますし、思い出すのはそういう一本ばかりです。下回生には、そんな記憶じゃなくて最高の記憶を刻み込んで欲しいな。
まったくと言っていいほど弓道自体は好きじゃないはずなのに、今でも電車に座ると知らない間に手の内を作ってしまいます、歯を磨くときは足踏みを確かめて、鏡があったら大三を取ってる自分がいます。この四年間で体に染み込んでしまいました。
③環境について
僕は同期に恵まれていたと思います。一回生の頃から活躍していた伊東・津田。経験者で二回生の頃から試合に出てた増田・中井。初心者のライバルと思ってた前原・宮下・澤田。ずっと頑張ってきて四回生で芽生えた林。メンバー以外にも、必死に練習して頑張ってきた奴らもいっぱい居ました。そんな同期の奴らが好きでした。ありがとう。
高校の頃までは陸上競技部でしたが、府大会・近畿大会が目標の部活だったので、本気で全国を目指す人が近くにいる環境は初めてでした。目標は全国制覇だと言っても誰も笑わない部活は非常に恵まれた環境で、努力を嘲笑するような人間が居ない部活に入れたのは初めてだし、本当に嬉しかったです。
④むすびに
好きなように書かせてもらいました。
読んでる人も、こいつ好きなように書いてんだなと思ったことでしょう。
まあ最後に書きたいことは1つです。
もっと階段を登りたかったし、殻も破りたかった。マジで、もっと上手くなりたかったし、強くなりたかった。どんだけ弓道に大学生活投じたと思ってんねん。何時間弓道に捧げたと思ってんねん。ずっと殻を破れてないなと思いながら積み上げて行ったけど、エースにはなれなかった、強い選手になれなかった、歴史に残るような選手にはなれなかった。
事実は事実です、いくら自分が積み上げたつもりでも結果としてもう何段階も上のステージを目指していながら、そこには到達できてなかった。マジで自分を恨みます、過去の自分はどんだけやってきたとか関係ないです。どの時期の自分がどんくらい向き合って、どの時期に現実から目を逸らしていたのかは自分が一番知ってます、自分を一番責めるのは自分です。何者にもなれてないんだから過去の自分なんてものは好きじゃない。頑張っていたのは知ってるけど、ただの「結構頑張っていた人」で終わりたかったわけじゃないやん。それは自分が一番わかってるでしょ。
今の自分を賞賛したいなら、とにかく毎日進み続けるしかない。そう思わされた四年間でした。
この部活、弓道部の四年間で関わった部員、理不尽な先輩、愉快な同期、生意気な後輩。
みんなめちゃくちゃ好きです。ただ、自分だけはやっぱり好きにはなれないです。結果を出して自分を褒めたかったっすね。
まあでも自分は自分しか動かせないんで、いつか自分に褒められるように人生を歩み続けるしかないですよ。
以上!
だっせぇ部員の下手くそなブログでした。
それでは皆さん、いつか地獄でお会いしましょう。 さようなら〜。👋
関西大学体育会弓道部
二回生監督リーダー 岩根 共希
4回生 経済学部 初心者
インパクトのあるタイトルですが、内容はマイルドに行きたいと思います。
タイトルの意味は読んでもらえればなんとなくわかると思います。
①はじめに
突然ですが、クイズです。
一回生の頃、正門の時計台の前で弓道部員に勧誘された瞬間に僕が思ったことはなんでしょう。
四択となります。
A:へぇ、弓道着ってかっこいいんだなぁ。
B:ちょっと興味あるけど、体育会だし、厳しそうだしなぁ。ちょっと怖いなぁ。
C:興味ないけど、暇つぶしに道場行ってみるか。
D:なんだこの変な格好。
はい制限時間です。
まだ考えたい人は、一生そうやってウンウン考えておけばいいですよ。そうすると、やがて命が尽き果て、この青い地球の大地となり、そこには美しい一輪の花が咲き開くことでしょうね。
答えはDです。厳密にはD+αで、「なんだこの変な格好。恥ずかしいなぁ。しかも体育会って古臭いなぁ。さっきからこの格好の人めっちゃ見るけど何人いるんだ。理解不能だわ。」でした。
しかしこんな風に思っていた生意気インテリジェンスクソ坊主の僕は、あれよあれよと弓道部に入り、関西選手権での伊東一至君の活躍を見て弓道にどっぷりのめり込むことになります。
弓道部入部当初、これが体育会かと感じた出来事がありました。それは自己紹介練習です。だって自己紹介の最初に「押忍!!」って言うんですよ?そんなことあります?
「押忍!!転校生の岩根です。」
「押忍!!大阪支店の岩根です。」
「押忍!!新郎の岩根です。」
こんなん言わないでしょ。言わないですよ普通の人生で押忍なんて。「だっちゅーの」とかと同じレベルの死語だと思っていました。
まあそれ以外は普通の体育会って感じでしたね。押忍だけすごい印象的でした。
②弓道について
はっきり言って1回生の終わりあたりから弓道自体は好きではなかったと思います。ただただ勝ちが欲しい、周りに負けたくない、そんな競争の感情だけで駆け抜けました。試合にも結構出させていただきましたし、色んなメンバーにも選んでもらいました。嬉しいこともありました。それでも、中った一本よりも抜いた一本の方が記憶には深く刻まれていますし、思い出すのはそういう一本ばかりです。下回生には、そんな記憶じゃなくて最高の記憶を刻み込んで欲しいな。
まったくと言っていいほど弓道自体は好きじゃないはずなのに、今でも電車に座ると知らない間に手の内を作ってしまいます、歯を磨くときは足踏みを確かめて、鏡があったら大三を取ってる自分がいます。この四年間で体に染み込んでしまいました。
③環境について
僕は同期に恵まれていたと思います。一回生の頃から活躍していた伊東・津田。経験者で二回生の頃から試合に出てた増田・中井。初心者のライバルと思ってた前原・宮下・澤田。ずっと頑張ってきて四回生で芽生えた林。メンバー以外にも、必死に練習して頑張ってきた奴らもいっぱい居ました。そんな同期の奴らが好きでした。ありがとう。
高校の頃までは陸上競技部でしたが、府大会・近畿大会が目標の部活だったので、本気で全国を目指す人が近くにいる環境は初めてでした。目標は全国制覇だと言っても誰も笑わない部活は非常に恵まれた環境で、努力を嘲笑するような人間が居ない部活に入れたのは初めてだし、本当に嬉しかったです。
④むすびに
好きなように書かせてもらいました。
読んでる人も、こいつ好きなように書いてんだなと思ったことでしょう。
まあ最後に書きたいことは1つです。
もっと階段を登りたかったし、殻も破りたかった。マジで、もっと上手くなりたかったし、強くなりたかった。どんだけ弓道に大学生活投じたと思ってんねん。何時間弓道に捧げたと思ってんねん。ずっと殻を破れてないなと思いながら積み上げて行ったけど、エースにはなれなかった、強い選手になれなかった、歴史に残るような選手にはなれなかった。
事実は事実です、いくら自分が積み上げたつもりでも結果としてもう何段階も上のステージを目指していながら、そこには到達できてなかった。マジで自分を恨みます、過去の自分はどんだけやってきたとか関係ないです。どの時期の自分がどんくらい向き合って、どの時期に現実から目を逸らしていたのかは自分が一番知ってます、自分を一番責めるのは自分です。何者にもなれてないんだから過去の自分なんてものは好きじゃない。頑張っていたのは知ってるけど、ただの「結構頑張っていた人」で終わりたかったわけじゃないやん。それは自分が一番わかってるでしょ。
今の自分を賞賛したいなら、とにかく毎日進み続けるしかない。そう思わされた四年間でした。
この部活、弓道部の四年間で関わった部員、理不尽な先輩、愉快な同期、生意気な後輩。
みんなめちゃくちゃ好きです。ただ、自分だけはやっぱり好きにはなれないです。結果を出して自分を褒めたかったっすね。
まあでも自分は自分しか動かせないんで、いつか自分に褒められるように人生を歩み続けるしかないですよ。
以上!
だっせぇ部員の下手くそなブログでした。
それでは皆さん、いつか地獄でお会いしましょう。 さようなら〜。👋
関西大学体育会弓道部
二回生監督リーダー 岩根 共希
4回生 経済学部 初心者
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