日本一の努力とは
- 2021/12/15
- 14:19
こんにちは。
いつもありがとうございます。関西大学体育会弓道部女子副将の三屋です。
この度、伊勢神宮奉納の全日本学生弓道女子王座決定戦、女子東西学生弓道選抜対抗試合についてのブログを書かせていただきます!
少し長く重いのですが(汗)最後まで読んでくださると嬉しいです。
女子王座決定戦の結果はベスト4。王座を終え、1週間たった今でもこの結果を受け入れることができていませんし、ブログを書いて思い起こしている今もとても苦しいです。関大の道場に帰ってきてすぐのときは、同期の井田へ「おはよ~」と声を発しただけで涙が溢れそうでした。(道場なので我慢です!)
こんなに辛いのは、私の学生弓道最大の目的である「大好きな仲間と笑顔で優勝トロフィーを掲げる」「私を支えてくださったすべての人へ日本一という贈り物をする」の2つを達成することが出来なかった自分が情けないから、このチームなら優勝できるという自信があったからだと思います。
お世辞抜きに心から良いチームになれていましたし、全員が通用するレベルまで射を直して技術を磨いてきました。それでも、優勝できなかったのは私の技術がたりなかったからだと思います。心技体の中で、全国に通用するレベルにまでいくと最後にモノを言うのは「技術」と「決して揺るがない自分自身への信頼」なんだと思い知りました。
日本一の練習とは、と王座を終えてから毎日考えていました。ある日、授業でモスクワ五輪のボイコット事件・悲劇の選手といわれる競輪選手の長義和さんの話を聞いた時、ようやっと気持ちの折り合いをつけることが出来ました。
長義和氏は人生のすべてをモスクワ五輪にかけ、研鑽を重ねてきたにも関わらず国として五輪をボイコットされ、出場の夢は叶わず…という人です。(今はパン屋さんらしい)しかし、長義和氏は「五輪に出場できなかったけど、人生かけて限界まで追い込んできたから悔いはない」と言ったのです。(*気になる方は調べてみてください)
王座を迎えるまで先輩のお言葉「日本一の練習をする」を軸に頑張ってきましたが、この講義を聞いてやっと「誰が何をしてても比べずに、自分が誇れる、胸を張れるトレーニング・練習をする」ことが結果的に、日本一の練習に繋がっているし、自分の掲げる目的を達成できるんだ、という具体的な考えに至りました。
私に次はないですが、後輩たちが伊勢の地で笑顔でトロフィーを掲げられるように、努力を惜しまず、やり切った先の新しい自分に出会ってほしいなと思います。
そろそろ東西の明るい話をさせてもらいます…!! ついに憧れていた東西対抗戦に出場させていただきました!!!
実は、一回生のころから東西対抗戦に憧れていました。 YouTubeで男子の都学十傑のかっこいい動画を死ぬほど見続けていた私がそこに立てる、一年生のときは寒さに震えながら憧れの眼差しで見ていた東西対抗戦に立てる、こんなに喜ばしいことはないです。全国有数の選手が集まり、東西対抗という名の宴〜誇りをかけた戦い〜 だと勝手に思っており、ついにその宴の一員に!!
人生で一番楽しい弓道の試合でした。リーグ戦を全力でやりきり十傑に滑り込めて本当によかったと心から思いました。他学の可愛い女の子たちと引くのはとても新鮮で、「東西やってるんだ‼」「東軍のあの学校の人と私は対等なんだぁ、ぐふふ‼」という高揚感のまま20射引ききらせてもらいました。
しかし、相変わらずの抜き方をしてしまいましたし、流れに乗せてもらって皆中させてもらいました。「三屋だなぁ」という結果でしたがそれも含めて楽しかったです!
ここまで長文を読んでくださりありがとうございました。
来年度は男女で伊勢に行くと思うので、今から楽しみにしています。
関西大学体育会弓道部
女子副将 三屋莉歌
四回生 法学部 経験者
いつもありがとうございます。関西大学体育会弓道部女子副将の三屋です。
この度、伊勢神宮奉納の全日本学生弓道女子王座決定戦、女子東西学生弓道選抜対抗試合についてのブログを書かせていただきます!
少し長く重いのですが(汗)最後まで読んでくださると嬉しいです。
女子王座決定戦の結果はベスト4。王座を終え、1週間たった今でもこの結果を受け入れることができていませんし、ブログを書いて思い起こしている今もとても苦しいです。関大の道場に帰ってきてすぐのときは、同期の井田へ「おはよ~」と声を発しただけで涙が溢れそうでした。(道場なので我慢です!)
こんなに辛いのは、私の学生弓道最大の目的である「大好きな仲間と笑顔で優勝トロフィーを掲げる」「私を支えてくださったすべての人へ日本一という贈り物をする」の2つを達成することが出来なかった自分が情けないから、このチームなら優勝できるという自信があったからだと思います。
お世辞抜きに心から良いチームになれていましたし、全員が通用するレベルまで射を直して技術を磨いてきました。それでも、優勝できなかったのは私の技術がたりなかったからだと思います。心技体の中で、全国に通用するレベルにまでいくと最後にモノを言うのは「技術」と「決して揺るがない自分自身への信頼」なんだと思い知りました。
日本一の練習とは、と王座を終えてから毎日考えていました。ある日、授業でモスクワ五輪のボイコット事件・悲劇の選手といわれる競輪選手の長義和さんの話を聞いた時、ようやっと気持ちの折り合いをつけることが出来ました。
長義和氏は人生のすべてをモスクワ五輪にかけ、研鑽を重ねてきたにも関わらず国として五輪をボイコットされ、出場の夢は叶わず…という人です。(今はパン屋さんらしい)しかし、長義和氏は「五輪に出場できなかったけど、人生かけて限界まで追い込んできたから悔いはない」と言ったのです。(*気になる方は調べてみてください)
王座を迎えるまで先輩のお言葉「日本一の練習をする」を軸に頑張ってきましたが、この講義を聞いてやっと「誰が何をしてても比べずに、自分が誇れる、胸を張れるトレーニング・練習をする」ことが結果的に、日本一の練習に繋がっているし、自分の掲げる目的を達成できるんだ、という具体的な考えに至りました。
私に次はないですが、後輩たちが伊勢の地で笑顔でトロフィーを掲げられるように、努力を惜しまず、やり切った先の新しい自分に出会ってほしいなと思います。
そろそろ東西の明るい話をさせてもらいます…!! ついに憧れていた東西対抗戦に出場させていただきました!!!
実は、一回生のころから東西対抗戦に憧れていました。 YouTubeで男子の都学十傑のかっこいい動画を死ぬほど見続けていた私がそこに立てる、一年生のときは寒さに震えながら憧れの眼差しで見ていた東西対抗戦に立てる、こんなに喜ばしいことはないです。全国有数の選手が集まり、東西対抗という名の宴〜誇りをかけた戦い〜 だと勝手に思っており、ついにその宴の一員に!!
人生で一番楽しい弓道の試合でした。リーグ戦を全力でやりきり十傑に滑り込めて本当によかったと心から思いました。他学の可愛い女の子たちと引くのはとても新鮮で、「東西やってるんだ‼」「東軍のあの学校の人と私は対等なんだぁ、ぐふふ‼」という高揚感のまま20射引ききらせてもらいました。
しかし、相変わらずの抜き方をしてしまいましたし、流れに乗せてもらって皆中させてもらいました。「三屋だなぁ」という結果でしたがそれも含めて楽しかったです!
ここまで長文を読んでくださりありがとうございました。
来年度は男女で伊勢に行くと思うので、今から楽しみにしています。
関西大学体育会弓道部
女子副将 三屋莉歌
四回生 法学部 経験者
スポンサーサイト