ラスト合宿！

こんにちは。
関西大学体育会弓道部主将の奥野早紀です。

8/22〜28に長野県で夏合宿を行いました。
今年の夏合宿は、私たち4回生にとっては3年ぶりの、1〜3回生にとっては初めての合宿となりました。
私たちが最後に行ったときは下っ端で、先輩達に教えられながらの時代でしたが、まさか、次に行く時はトップとして行くことになるとは、想像もしていませんでした。

今年の合宿は、例年と違うことばかりで本当に大変でした。合宿を知らない学年が3学年もあり、4回生が全て教えなければならないこと、加えてコロナ禍であり、部員の安全確保が第一優先であること。こんなハードモードな合宿は後にも先にも経験する代はないのでは？と思うほどでした。

そんなこんなで合宿に行き、無事、帰ってくることができましたが、今回の合宿はたくさんの経験をすることができたと思っています。
例えば、今まで、グループピングされ、長期休みでも1日3〜4時間程度しか練習したことのなかった学年が大多数でしたが、朝から晩まで練習できる環境の中練習できたこと、なかなか共に過ごすことができなかった仲間と1週間という長い期間、同じ空間で過ごせたことです。
また、射技、的中共に一気に成長した部員が現れたり、仲間と共に過ごし、絆を深めるきっかけになったり、私たちが本当に過ごしたかった時間をやっと取り戻すことができました。

私たち幹部は、ギリギリまでコロナ対策やルール作りなど、コロナ禍ならではの弊害と戦っていたので、こんな大変なら行かずに学校で強化練習をするほうが楽だなと思う時もありました。しかし、多くの部員が自身の成長のための第一歩を踏み出し、さらに大きく成長した様子を見て、頑張った努力が報われたなと感じました。

合宿が終わればあっという間にリーグ戦が始まります。
この合宿で得た物は必ず今後のリーグ戦やその後の弓道人生に活きてくると思います。
私たちの学生弓道は残り数ヶ月です。最後まで粘り強く、笑顔で終われるよう、駆け抜けていきます。

最後になりましたが、今回、合宿に行くにあたり、ご協力、ご支援、お力添えいただいた多くの方々に心より御礼申し上げます。
コロナ禍ではありますが、合宿に行くことを許可してくださった大学関係者の方々、常に応援し続けてくださるOB･OGの方々、1週間お世話になったホテルのみなさん、合宿に快く送り出してくれた家族、沢山の人に支えられ、活動ができていることを改めて感じました。皆さまの応援を力に変え、さらに飛躍できるよう、今後も精進してまいります。

今後とも応援、よろしくお願いいたします。

関西大学体育会弓道部
主将 奥野早紀
4回生 化学生命工学部 経験者