4回生の振り返り〜よし!!!〜
- 2022/12/31
- 17:43
こんにちは!
関西大学体育会弓道部四回生の原です。
ふわふわして何を考えているかわからないと言われた私ですが、四年間こんなことを思ってたんだよ〜みたいな話をしたいと思います。
ほぼ自分語り&文章力皆無なのでお見苦しい点ばかりかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
自分語りに興味ないんじゃい!!という方は最後のほうの
👇ここから先はぜひ読んでください!!👇
の部分を読んでください。
実は、私は中学生の時から弓道をしたいと思っていました。当時卓球部だった私は、試合でアリーナに行った時に隣に併設されている弓道場を偶然見かけました。その時はおじいさんが弓を引いていらっしゃったのですが、ピンと伸びた背筋から気迫が感じられ、それを見てから弓道に憧れるようになりました。
高校には弓道部がなかったので、大学生になったら弓道をしよう!と思っていました。
春の勧誘期間、袴姿で歩いている人を見かけて自分から話しかけにいったことが、私と関大弓道部の出会いでした。前々から弓道をしたいと思っていたことと、優しくおもしろい先輩たちとの練習がとても楽しかったこともあり、親や兄から「体育会は厳しいぞ!やめといた方がいいぞ!」と言われていたにも関わらず入部を決めました。
一回生で強く印象に残っていることといえば、夏合宿での練習です。夏合宿前、当然メンバー外だった私たち一回生たちは毎日仕事に追われていました。なぜ私は仕事をメインにしているのだろう、私たちはメンバーにとって都合のいい道具みたいなものじゃないのかと思っていました。(それまで体育会に入ったことがなく、何かに対して真剣に取り組んだことのなかった私の甘っちょろい考えです。ごめんなさい)。
夏合宿の練習最終日、私は仕事要員としてメンバー練習に参加させていただいていました。練習が終わる間際、全員最後の1本を中てるまで帰れない、というルールで全員引くことになりました。私は結構焦りました。夏合宿までに同期はほとんど四ツ矢皆中をしていたのですが、私はまだしていなかったからです。結局最後の方まで残って引くことになってしまいました。周りでは片付け始めた先輩たちがいつ中てるのかと私を見ています。こんなに注目された中で引くことが初めてだったのでものすごく緊張したのですが、なんとか中てることができました。その瞬間、先輩たちからものすごく大きな声で「よし!!」と声をかけてもらえました。
この時、「あ、私も関大弓道部の一員なんだな、ちゃんと見てもらえているんだな」と実感しました。(そんなことで!?と思うかもしれませんが……)今振り返ると、この出来事が自分の考えを変えるポイントだったと思います。
この出来事があってから仕事をがんばろうと思えるようになり、誰かが中てたら大きな声で「よし!!」と言うことを心がけるようになりました。
二回生のときの記憶はほとんど残っていません。コロナウイルスによる自粛の影響で練習量が大幅に少なくなりました。さらに授業や課題のほうも忙しくなり練習量はますます少なくなりました。的中はまったく伸びなくなりました。単位もこのときに何個か落としました。いい事が何も無かった(強いて言えば自粛期間中に筋トレにハマったことが楽しかったかもしれないです)二回生でした。
三回生になりました。運営代の仲間入りです。私は新人監督としてがんばっていこう、一、二回生での反省点を克服していこう!と意気込んでいました。一回生に指導している中で自分の課題に気付くこともあり、また、指導している立場であまりにも的中がないのは嫌(つまりいい格好をしたかっただけとも言います)だったので、限られた時間の中で最大限質の良い練習をしようと努力しました。課題が忙しく、時間が確保できなくなってきたのでアルバイトを辞めました。選択必修で取りたかった授業も、課題がたくさん出ることが分かっていたので諦めました。そのおかげかどうか分かりませんが、三回生の夏休みに初めてメンバーにあげてもらうことができました。
メンバー練習はまったくの未知の世界でした。私が見ていたメンバーの姿は本当に少ない部分で、何もメンバーについて考えられていなかったのだと思い知らされました。選抜に選ばれずずっと控えでいる辛さ、控えにすら入れない的中でもメンバーとして引き続ければならない辛さ、関大弓道部を背負って調子が悪くても粘って中てなければならないという辛さ、同じメンバーの中にもそれぞれの立場でたくさんの辛さがありました。
それぞれの辛さがある中で、自分のことだけでなく、私に指導をして下さった先輩方や同期には伝えきれないほど感謝しています。本当にありがとうございました。
さて、三回生から四回生へとなる3月、私の中で大事件が起こりました。体調が悪くなり、道場に行けなくなったのです。勧誘期間の一番大事な時期にずっと道場に行けず、特に新人監督のみんなには多大な迷惑をかけたことと思います。その節は大変ありがとうございました。
PGで鍛えた筋肉はほぼなくなり、歩くのにも息切れするくらい体力が落ち、体重が7kg減りました。(体重が減って実はちょっと嬉しかったのですが、爆速で元に戻りました)
このまま弓道を続けていいのか、続けたとしてもメンバーにもう一度入るのは絶望的なのにまだがんばれるのか、とても悩みに悩み……ませんでした。
ここまできたなら最後までやり遂げたい、ここから復活してめっちゃ的中出したらめちゃくちゃかっこいいんじゃないかという考えで6月頃に練習に復帰しました。
長期の休みに入る前は15kgの弓を引いていたのですが、さすがに引くことができず13kgからやり直しました。それが結構自分の中で悔しかったので、夏合宿前までに15kgに戻しました。しかし、射はそこそこ安定させることができたのですがいきなり的中が上がるはずもなく、リーグ戦には間に合わせることが出来ませんでした。
ところが、リーグ戦が終わり、もう試合に出ることは無くなったタイミングでメンバーにあげてもらえました。あげられた理由が不思議だったので理由をきいたところ、長期休みから復活して的中を伸ばした姿や最後まで粘る姿勢を後輩に見せてほしいとのことでした。その後メンバー練習をがんばったのですが、的中が出ずメンバーの相手になることもできない、練習中の仕事も後輩に任せっぱなしで何もできないという情けない姿を見せてしまいました。それがとても心残りで悔しいです。
これで私の四年間は終わりです。読んでくださった方、ありがとうございました。
👇ここから先はぜひ読んでください!!👇
後輩のみんなへ
どんなに辛い時でも、とりあえず続けてみてください!続けて努力していることが自信となり、続けているうちに見えてくるものもあると思います。
それと、矢が中ったときの「よし!」というかけ声は、ぜひ周りの方に迷惑にならない程度に大きな声で言ってください。あなたのその一言で自信をもてるようになる人がいるかもしれないし、部全体が一丸となるかもしれません。
もし弓道が嫌だ!!無理だ!!となったら筋トレに逃げてください。筋肉は裏切りません。筋トレした分だけ筋肉がつきます。さらに筋トレをするとエンドルフィンやセロトニン、ドーパミンなど……とにかく幸せホルモンと言われる物質が分泌されます。筋トレはいいぞ💪
筋肉がつけばもっと強い弓を引けるようになります。強い弓を引くと的中も自然とあがってきます。(弓力と的中の相関関係については筋トレ班のグラフを見てください)
後輩のみんなの活躍を心の底から願っています!!がんばって!!筋トレはいいぞ!!!
最後にはなりますが、真剣にここまで続けてこられたのは監督、コーチ、OG、OB、先輩、後輩、同期のみなさんのおかげです。四年間、本当にありがとうございました。
このまま書き続けていたら、あれも書けばよかった、これも書けばよかったと後悔が出てくるかもしれないのでここで筆を擱かせていただきます。読んでいただき、ありがとうございました。
関西大学体育会弓道部
新人監督 原杏奈
環境都市工学部 四回生 初心者
関西大学体育会弓道部四回生の原です。
ふわふわして何を考えているかわからないと言われた私ですが、四年間こんなことを思ってたんだよ〜みたいな話をしたいと思います。
ほぼ自分語り&文章力皆無なのでお見苦しい点ばかりかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
自分語りに興味ないんじゃい!!という方は最後のほうの
👇ここから先はぜひ読んでください!!👇
の部分を読んでください。
実は、私は中学生の時から弓道をしたいと思っていました。当時卓球部だった私は、試合でアリーナに行った時に隣に併設されている弓道場を偶然見かけました。その時はおじいさんが弓を引いていらっしゃったのですが、ピンと伸びた背筋から気迫が感じられ、それを見てから弓道に憧れるようになりました。
高校には弓道部がなかったので、大学生になったら弓道をしよう!と思っていました。
春の勧誘期間、袴姿で歩いている人を見かけて自分から話しかけにいったことが、私と関大弓道部の出会いでした。前々から弓道をしたいと思っていたことと、優しくおもしろい先輩たちとの練習がとても楽しかったこともあり、親や兄から「体育会は厳しいぞ!やめといた方がいいぞ!」と言われていたにも関わらず入部を決めました。
一回生で強く印象に残っていることといえば、夏合宿での練習です。夏合宿前、当然メンバー外だった私たち一回生たちは毎日仕事に追われていました。なぜ私は仕事をメインにしているのだろう、私たちはメンバーにとって都合のいい道具みたいなものじゃないのかと思っていました。(それまで体育会に入ったことがなく、何かに対して真剣に取り組んだことのなかった私の甘っちょろい考えです。ごめんなさい)。
夏合宿の練習最終日、私は仕事要員としてメンバー練習に参加させていただいていました。練習が終わる間際、全員最後の1本を中てるまで帰れない、というルールで全員引くことになりました。私は結構焦りました。夏合宿までに同期はほとんど四ツ矢皆中をしていたのですが、私はまだしていなかったからです。結局最後の方まで残って引くことになってしまいました。周りでは片付け始めた先輩たちがいつ中てるのかと私を見ています。こんなに注目された中で引くことが初めてだったのでものすごく緊張したのですが、なんとか中てることができました。その瞬間、先輩たちからものすごく大きな声で「よし!!」と声をかけてもらえました。
この時、「あ、私も関大弓道部の一員なんだな、ちゃんと見てもらえているんだな」と実感しました。(そんなことで!?と思うかもしれませんが……)今振り返ると、この出来事が自分の考えを変えるポイントだったと思います。
この出来事があってから仕事をがんばろうと思えるようになり、誰かが中てたら大きな声で「よし!!」と言うことを心がけるようになりました。
二回生のときの記憶はほとんど残っていません。コロナウイルスによる自粛の影響で練習量が大幅に少なくなりました。さらに授業や課題のほうも忙しくなり練習量はますます少なくなりました。的中はまったく伸びなくなりました。単位もこのときに何個か落としました。いい事が何も無かった(強いて言えば自粛期間中に筋トレにハマったことが楽しかったかもしれないです)二回生でした。
三回生になりました。運営代の仲間入りです。私は新人監督としてがんばっていこう、一、二回生での反省点を克服していこう!と意気込んでいました。一回生に指導している中で自分の課題に気付くこともあり、また、指導している立場であまりにも的中がないのは嫌(つまりいい格好をしたかっただけとも言います)だったので、限られた時間の中で最大限質の良い練習をしようと努力しました。課題が忙しく、時間が確保できなくなってきたのでアルバイトを辞めました。選択必修で取りたかった授業も、課題がたくさん出ることが分かっていたので諦めました。そのおかげかどうか分かりませんが、三回生の夏休みに初めてメンバーにあげてもらうことができました。
メンバー練習はまったくの未知の世界でした。私が見ていたメンバーの姿は本当に少ない部分で、何もメンバーについて考えられていなかったのだと思い知らされました。選抜に選ばれずずっと控えでいる辛さ、控えにすら入れない的中でもメンバーとして引き続ければならない辛さ、関大弓道部を背負って調子が悪くても粘って中てなければならないという辛さ、同じメンバーの中にもそれぞれの立場でたくさんの辛さがありました。
それぞれの辛さがある中で、自分のことだけでなく、私に指導をして下さった先輩方や同期には伝えきれないほど感謝しています。本当にありがとうございました。
さて、三回生から四回生へとなる3月、私の中で大事件が起こりました。体調が悪くなり、道場に行けなくなったのです。勧誘期間の一番大事な時期にずっと道場に行けず、特に新人監督のみんなには多大な迷惑をかけたことと思います。その節は大変ありがとうございました。
PGで鍛えた筋肉はほぼなくなり、歩くのにも息切れするくらい体力が落ち、体重が7kg減りました。(体重が減って実はちょっと嬉しかったのですが、爆速で元に戻りました)
このまま弓道を続けていいのか、続けたとしてもメンバーにもう一度入るのは絶望的なのにまだがんばれるのか、とても悩みに悩み……ませんでした。
ここまできたなら最後までやり遂げたい、ここから復活してめっちゃ的中出したらめちゃくちゃかっこいいんじゃないかという考えで6月頃に練習に復帰しました。
長期の休みに入る前は15kgの弓を引いていたのですが、さすがに引くことができず13kgからやり直しました。それが結構自分の中で悔しかったので、夏合宿前までに15kgに戻しました。しかし、射はそこそこ安定させることができたのですがいきなり的中が上がるはずもなく、リーグ戦には間に合わせることが出来ませんでした。
ところが、リーグ戦が終わり、もう試合に出ることは無くなったタイミングでメンバーにあげてもらえました。あげられた理由が不思議だったので理由をきいたところ、長期休みから復活して的中を伸ばした姿や最後まで粘る姿勢を後輩に見せてほしいとのことでした。その後メンバー練習をがんばったのですが、的中が出ずメンバーの相手になることもできない、練習中の仕事も後輩に任せっぱなしで何もできないという情けない姿を見せてしまいました。それがとても心残りで悔しいです。
これで私の四年間は終わりです。読んでくださった方、ありがとうございました。
👇ここから先はぜひ読んでください!!👇
後輩のみんなへ
どんなに辛い時でも、とりあえず続けてみてください!続けて努力していることが自信となり、続けているうちに見えてくるものもあると思います。
それと、矢が中ったときの「よし!」というかけ声は、ぜひ周りの方に迷惑にならない程度に大きな声で言ってください。あなたのその一言で自信をもてるようになる人がいるかもしれないし、部全体が一丸となるかもしれません。
もし弓道が嫌だ!!無理だ!!となったら筋トレに逃げてください。筋肉は裏切りません。筋トレした分だけ筋肉がつきます。さらに筋トレをするとエンドルフィンやセロトニン、ドーパミンなど……とにかく幸せホルモンと言われる物質が分泌されます。筋トレはいいぞ💪
筋肉がつけばもっと強い弓を引けるようになります。強い弓を引くと的中も自然とあがってきます。(弓力と的中の相関関係については筋トレ班のグラフを見てください)
後輩のみんなの活躍を心の底から願っています!!がんばって!!筋トレはいいぞ!!!
最後にはなりますが、真剣にここまで続けてこられたのは監督、コーチ、OG、OB、先輩、後輩、同期のみなさんのおかげです。四年間、本当にありがとうございました。
このまま書き続けていたら、あれも書けばよかった、これも書けばよかったと後悔が出てくるかもしれないのでここで筆を擱かせていただきます。読んでいただき、ありがとうございました。
関西大学体育会弓道部
新人監督 原杏奈
環境都市工学部 四回生 初心者
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