4年間を振り返ると長くなるので、最後のシーズンを書きたいと思います。
3回生の夏に怪我をして冬に復帰したのですが、なぜか目通りで引き分けが止まってしまい会が収まらず、そのまま離してしまうようになりました。試合に出ることはおろか、新監として教える子より圧倒的に酷い射技の自分が新監をやる資格はあるのか悩んでました。そんな時、当時一緒の班で練習をしていた羽雪は、そんな状態の私にいつも指導を求めにきてくれました。誰かに頼られていることが心の支えになっていたので、あの時羽雪が私を見限っていれば、最後まで頑張ることは絶対にできませんでした。本当にありがとう。
このまま終わってしまうことが悔しすぎて、絶対に上に行くと思いながら空いてる時間全て弓を引きました。岡田さんや沢山の人に指導をもらいながら、5月くらいにようやく会は収まるようになりましたが、そこからも悔しいことの連続でした。インカレ個人1次予選も通らなかったこと、夏休みの班がメン外だったこと、夏合宿全く中らなかったこと、などです。そんな時はいつも誰かが私に前を向かせてくれました。
インカレの時は試合後に岩上君とパリワールに行きました。そして彼は一緒にリーグを狙おうとハニーナンをかじりながら言ってくれました。あの岩上が?と思ったそこのあなた。彼は意外と熱い男、そしてハニーナン大好き男なのです。
夏休みの班がメンバー外と確定した時は、松岡に半泣きで電話をかけて励ましてもらった気がします。まぁ松岡も泣きながら電話かけてきたことあるんで(ニヤニヤ)、おあいこですね。後、同じくメンバー外になった斎藤が目をギラギラさせながら一緒に上に上がろうと言ってくれました。私は、彼のように結果が出なくても頑張り続ける奴が最終的に上に行く姿を見せたかったです。斎藤や藤澤や北川とかと、一緒に上に上がろうと毎日言い合いながら頑張ったあの期間のことは、何歳になっても覚えている気がします。
夏合宿で的中を出せなかった時は、現実的に試合に出る可能性が無くなったと思いました。しかし、門口や最後の最後に足立がリーグで引いていたり、一生懸命頑張ってる同期達、幹部の坪田や岡崎が的中が出ていない中でも責任を果たそうとする姿を見て、最後まで諦めず上を目指そうと思えて、気持ちを切らさずに頑張ることができました。
大前あたりで鏡を見ながら無口に弓を引いていたと思いきや、意外と沢山の人に支えられていたんだなと思います。
最後まで射も的中も良いものではなかったし、結局何の結果も残せなかったことは今でもめちゃくちゃ悔しいです。ですが、特に今シーズンの努力し続けた過程には悔いはありません。間違いなく今までの人生で一番努力しました。何より、自分が下手くそなことから最後まで逃げなかったことに胸を張りたいです。でも、正直やっぱり悔しいです。本当に悔しいです。
分かったことは、頑張っても思うような結果が出るとは限らないけど、その頑張りを周りは応援してくれているということです。言い方は悪いですが、たかがメンバー候補に上がれただけなのにすごく喜んでくれたり、LINEまでくれた人もいて、周りからたくさん応援されていることに気づいて嬉しくなりました。だから、結果が出なくても頑張ることは無駄ではないと私は信じています。
最後に担当の皆さんへ
あまり良い指導ではなかったかもしれませんが、その分愛情は注いだつもりです。感じていただけたでしょうか?今年は、小林勇太(こばゆー)が頑張って皆中してくれて、北住がメンバーに上がって本当に嬉しかったです。松岡と門口と羽雪はここでは伝えきれないので詳しくは書きませんが、仲良くしてくれてありがとう。皆さんのおかげで新監になって良かったと心から思います。5人には絶対に試合で活躍してくれとか、必ず弓道部続けろとかそんなプレッシャーはかけないけど、弓道に限らなくてもいいから今の皆さんのように頑張ることのできる人でいてほしいなと思います。そして、後悔ない大学生活を送ってほしいです。
こんな長文を最後まで読んでくれたそこのあなた、パリワールに行ってください。誘ってくれたらお代無料ですが、食べ方のレクチャーは付いてきます。
4年間本当にありがとうございました。
ここまではサンタモニ... 失礼、岡衛門でした。 来年は出ます。
関西大学体育会弓道部
新人監督 岡衛門
社会学部 四回生 初心者
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