4回生の振り返り〜MATCH〜
- 2023/01/16
- 19:02
こんにちは。
関西大学体育会弓道部四回生の上谷建斗です。
卒部ブログを書いていきます。
拙い文章ですが、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
それでは弓道部での生活を振り返っていきます。
1回生は良くも悪くも、人生の中で1番濃い1年でした。家族よりも同期の方が一緒にいる時間が長かった気がします。笑
入部のきっかけを書きます。
新歓の時に友達と2人で歩いていると袴を着た集団に囲まれ、道場に連れて行かれました。元々、武道をやっていたこともあって少し興味があったので、次の日1人でまた道場に足を運びました。道場見学に行くと、同じ学部で専攻も同じの子が多く、先輩たちも優しい人ばかりだったので、始めやすいかもって思い入部しました。入部してからは2回生がめちゃくちゃ怖いし、仕事も忙しいしで、毎日濃い時間を過ごさせて頂きました。
練習終わりに同期と関大前のラーメン屋に行き、弓道部の愚痴を永遠とこぼしていたことも、疲れすぎて電車で立ったまま寝てしまったことも、今となっては良い思い出です。
弓道面では、最初は矢が的に届くことすらできず、同期初心者の中で1番下手でした。そんな絶望的なスタートを切った自分に沢山指導をしてくださり、四ツ矢皆中が出来るくらいにまで成長させてくださった新人監督の先輩方には本当に感謝しています。心の支えとなっていました。
矢数が少なくてめっちゃ怒られたことも、その後に週間800射以上を引いて褒められたことも昨日のことのように思い出します。
頼れる先輩方でした、恵まれた環境で弓道を始めることができたなと感じます。
本当に毎日が充実していました、1回生の時が1番楽しかったです。
2回生はコロナの影響で弓道をする時間が一気に減りました。それまでは、毎日毎日ずっと弓道という生活だったので急に活動停止となった時はとても暇になってしまいました。今まで休みなんてほとんどなかったので、すっかり怠けてしまい、春合宿で得たものを全て無に帰してしまいました。この時、家で腑抜けて、ちゃんと努力をしなかったことをとても後悔しています。練習再会後も思うような射ができず、悩む日々が続きました。
冬になると同じ学部で仲の良かった同期が2人も辞めてしまいました。辞めた内の1人の子は自分と同じ初心者でしたが、持ち前のセンスと努力量で高的中を出し、周りから期待されている部員でした。そんな子から急にLINEで辞める事を伝えられ、下手なりに毎日練習していた自分が馬鹿馬鹿しくなってきて、弓道を続けることに不安を感じました。「なんであんなに上手くて期待されてるのに辞めんねん、俺なんか…。」って自己嫌悪に陥ってました。
それでも辞めなかったのは、今まで沢山指導してくださった先輩方や、支えてくれた両親に申し訳ないという気持ちがあったからです。こんな中途半端な所で終わりたくないと思い、続けることを決意しました。
3回生では、少し憧れていた新人監督になりました。最初は、自分が後輩と上手くコミュニケーションを取って指導をすることができるのか、とても不安でした。人に指導をする事の難しさを知り、自分が見てもらっていた新監の先輩方の凄さを日々感じていました。指導する立場となりましたが、後輩の見本となる射技、的中ではなく、中ってない上回生っている意味あるのかとか考えてた時に後輩から「上谷さん、見ていただいてよろしいでしょうか?」とキラキラした目で言われた時は泣きそうになるくらい嬉しかったです。久しぶりに弓道部に入って良かったと思える瞬間でした。
そして、4回生になり、最後の年となりました。
正直メンバーになって活躍することは、ほぼ諦めていました。1回生の時は試合に出させてもらえないことが悔しくて泣いていましたが、そんな涙も流せなくなり、練習するたびに自分の射が嫌いになっていました。なので、最後までメンバーになることを諦めず、自分の射と向き合っていた同期のことは本当に尊敬しています。
的中で引っ張ることはできないので、練習量だけは胸を張れるようになりたいと思い、最後まで矢数をかけていました。何の意味があったかは分かりませんが…。
人生最後の皆中のかかった最後の1本を外して終わってしまい、悔しい気持ちで弓道を終えました。
それでも、久しぶりに会った先輩OGの方に「最後まで腐らずに、頑張っていてえらいね」っと褒められた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。久しぶりに人から褒められました。
この言葉をもらえただけでも4年間やってきた甲斐があったかもなと思えました。
後輩へ
後輩たちの成長する姿に元気をもらっていました。初皆中の瞬間や初段合格など、側で見ていてとても嬉しかったです。2回生の時に岡崎から「目が死んでるよ」と何回か言われましたが、上回生になってから言われなくなったのは、あなた達のおかげだったと思います。たくさん支えてもらいました。入部してくれてありがとう。
あなた達には自分と同じような悔しい思いをして欲しくないので、しっかり練習してください。自分から言えることはそれだけです。今、自分頑張れてないなって思う人は『4年間の振り返りvol.13〜後輩たちへ〜』を読む事をおすすめします。このブログよりも良い事がたくさん書かれています。もっと頑張ろうと思えますよ、実際、私がそうでした。暇な時にブログの中から探して読んでみてね。
みんなが活躍することを願ってます。これからも頑張ってね。応援しています!
最後に
弓道を楽しいと感じた時は少なく、苦しい時間の方が長かったですが、4年間終わってみると弓道部に入って良かったなと思えることがたくさんあります。初めて尊敬できる人に出会えましたし、人が頑張ってる姿を見て本気で応援することもできました。いろんな経験をさせてもらい、成長することが出来たと思います。
同期や、先輩、後輩、両親、たくさんの人に支えてもらい4年間やり切ることが出来ました。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
関西大学体育会弓道部
新人監督 上谷建斗
社会学部 四回生 初心者
関西大学体育会弓道部四回生の上谷建斗です。
卒部ブログを書いていきます。
拙い文章ですが、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
それでは弓道部での生活を振り返っていきます。
1回生は良くも悪くも、人生の中で1番濃い1年でした。家族よりも同期の方が一緒にいる時間が長かった気がします。笑
入部のきっかけを書きます。
新歓の時に友達と2人で歩いていると袴を着た集団に囲まれ、道場に連れて行かれました。元々、武道をやっていたこともあって少し興味があったので、次の日1人でまた道場に足を運びました。道場見学に行くと、同じ学部で専攻も同じの子が多く、先輩たちも優しい人ばかりだったので、始めやすいかもって思い入部しました。入部してからは2回生がめちゃくちゃ怖いし、仕事も忙しいしで、毎日濃い時間を過ごさせて頂きました。
練習終わりに同期と関大前のラーメン屋に行き、弓道部の愚痴を永遠とこぼしていたことも、疲れすぎて電車で立ったまま寝てしまったことも、今となっては良い思い出です。
弓道面では、最初は矢が的に届くことすらできず、同期初心者の中で1番下手でした。そんな絶望的なスタートを切った自分に沢山指導をしてくださり、四ツ矢皆中が出来るくらいにまで成長させてくださった新人監督の先輩方には本当に感謝しています。心の支えとなっていました。
矢数が少なくてめっちゃ怒られたことも、その後に週間800射以上を引いて褒められたことも昨日のことのように思い出します。
頼れる先輩方でした、恵まれた環境で弓道を始めることができたなと感じます。
本当に毎日が充実していました、1回生の時が1番楽しかったです。
2回生はコロナの影響で弓道をする時間が一気に減りました。それまでは、毎日毎日ずっと弓道という生活だったので急に活動停止となった時はとても暇になってしまいました。今まで休みなんてほとんどなかったので、すっかり怠けてしまい、春合宿で得たものを全て無に帰してしまいました。この時、家で腑抜けて、ちゃんと努力をしなかったことをとても後悔しています。練習再会後も思うような射ができず、悩む日々が続きました。
冬になると同じ学部で仲の良かった同期が2人も辞めてしまいました。辞めた内の1人の子は自分と同じ初心者でしたが、持ち前のセンスと努力量で高的中を出し、周りから期待されている部員でした。そんな子から急にLINEで辞める事を伝えられ、下手なりに毎日練習していた自分が馬鹿馬鹿しくなってきて、弓道を続けることに不安を感じました。「なんであんなに上手くて期待されてるのに辞めんねん、俺なんか…。」って自己嫌悪に陥ってました。
それでも辞めなかったのは、今まで沢山指導してくださった先輩方や、支えてくれた両親に申し訳ないという気持ちがあったからです。こんな中途半端な所で終わりたくないと思い、続けることを決意しました。
3回生では、少し憧れていた新人監督になりました。最初は、自分が後輩と上手くコミュニケーションを取って指導をすることができるのか、とても不安でした。人に指導をする事の難しさを知り、自分が見てもらっていた新監の先輩方の凄さを日々感じていました。指導する立場となりましたが、後輩の見本となる射技、的中ではなく、中ってない上回生っている意味あるのかとか考えてた時に後輩から「上谷さん、見ていただいてよろしいでしょうか?」とキラキラした目で言われた時は泣きそうになるくらい嬉しかったです。久しぶりに弓道部に入って良かったと思える瞬間でした。
そして、4回生になり、最後の年となりました。
正直メンバーになって活躍することは、ほぼ諦めていました。1回生の時は試合に出させてもらえないことが悔しくて泣いていましたが、そんな涙も流せなくなり、練習するたびに自分の射が嫌いになっていました。なので、最後までメンバーになることを諦めず、自分の射と向き合っていた同期のことは本当に尊敬しています。
的中で引っ張ることはできないので、練習量だけは胸を張れるようになりたいと思い、最後まで矢数をかけていました。何の意味があったかは分かりませんが…。
人生最後の皆中のかかった最後の1本を外して終わってしまい、悔しい気持ちで弓道を終えました。
それでも、久しぶりに会った先輩OGの方に「最後まで腐らずに、頑張っていてえらいね」っと褒められた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。久しぶりに人から褒められました。
この言葉をもらえただけでも4年間やってきた甲斐があったかもなと思えました。
後輩へ
後輩たちの成長する姿に元気をもらっていました。初皆中の瞬間や初段合格など、側で見ていてとても嬉しかったです。2回生の時に岡崎から「目が死んでるよ」と何回か言われましたが、上回生になってから言われなくなったのは、あなた達のおかげだったと思います。たくさん支えてもらいました。入部してくれてありがとう。
あなた達には自分と同じような悔しい思いをして欲しくないので、しっかり練習してください。自分から言えることはそれだけです。今、自分頑張れてないなって思う人は『4年間の振り返りvol.13〜後輩たちへ〜』を読む事をおすすめします。このブログよりも良い事がたくさん書かれています。もっと頑張ろうと思えますよ、実際、私がそうでした。暇な時にブログの中から探して読んでみてね。
みんなが活躍することを願ってます。これからも頑張ってね。応援しています!
最後に
弓道を楽しいと感じた時は少なく、苦しい時間の方が長かったですが、4年間終わってみると弓道部に入って良かったなと思えることがたくさんあります。初めて尊敬できる人に出会えましたし、人が頑張ってる姿を見て本気で応援することもできました。いろんな経験をさせてもらい、成長することが出来たと思います。
同期や、先輩、後輩、両親、たくさんの人に支えてもらい4年間やり切ることが出来ました。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
関西大学体育会弓道部
新人監督 上谷建斗
社会学部 四回生 初心者
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