4回生の振り返り 〜おおよそ晴れやかな気持ちです〜
- 2023/01/24
- 12:08
こんにちは。
関西大学体育会弓道部弓道部4回生の藤井です。
ブログでお目にかかるのは3度目でしょうか。前回のブログではみなさん温かいコメントありがとうございました!
今回は4年間の振り返りということで、簡単な振り返りと、引退して感じたことを書かせてもらおうかなと思います。それから、振り返りをするとどうしてもマイナスなことを書いてしまうので、予めタイトルで言っておきました。僕は基本的に晴れやかな気持ちで引退できています!それを踏まえてお付き合いください。また、だらだらと、拙い文章であることも先にお詫びしておきます。
1回生
弓道部に入ったのは本当に大した理由ではなかったです。少なくともここで書くほどのことではないですね。
でも入部するからには中高の部活の不完全燃焼感を克服してやろうって思っていました。(ちなみにバスケ部でした。ずっと補欠です。)目標は最後の最後まで全力でやり切ること。先輩にはそんなの当たり前だって言われたけれど、それがとても難しいことは中高6年間で痛感していました。視点が低いと言われて表向きは違う目標を言いましたが、僕の中の本当の目標はずっとそのひとつでした。その代わりそれだけは絶対守ろうと思っていたんです。
そして入部後、センスも良くないし、引っ込み思案な僕を弓道部の輪の中に引き込んでくれた当時の上回生には本当に感謝しています。おかげで練習するのが楽しくなってきて、練習すればするほど上手くなる実感もあって、先輩方に良いサイクルに乗せてもらっていたんだと思います。的中も上がってきて、練習試合にも出してもらえたりして、ほんとうに楽しい1年でした。入部当初試合がしんどかったことなんて忘れるくらい弓道が、部活が楽しくなっていきました。
2回生
コロナで練習がストップして、再開後全然うまくいかなくて。4年間どこかのタイミングでやり直せるなら間違いなくここを選びます。もっと自粛中の練習や過ごし方でやりようがありました。
3回生
まだ十分に道場で練習できない日々が続きしんどかったです。そんななか、メンバー外の男子数人で作ったグループでLINE通話やzoomを繋いで巻き藁練習をしたり、筋トレをしたり、工夫して楽しく頑張れたと思います。そのおかげでモチベーションもなんとか保てたかなと。当時電話を繋ぎながら、下手くそなりに指導しあって、そのあといっぱいお喋りして。「この中から誰か活躍できたら、こうやって練習しているのが良いエピソードになるな」とか言っていた記憶があります。現実はそう甘くなかったなあ。残念です。このあたりのエピソードは他の人のブログでも出てくると思います。詳しくはそれを読んでくださいね。
4回生
そんな感じで4回生になりました。合宿があったり、対面試合があったり、かなりコロナ前に戻った1年でした。努力してくれた幹部の皆さんありがとう。でも、個人的には今年が1番うまくいかなくて、1番メンタル的にきつかったです。射や的中は2、3回生のときに比べたらマシにはなったけれど、なにかがチグハグというか。関西選手権の個人戦に出たことくらいが良い思い出かなと思います。(関西選手権の話は前回のブログで書かせていただいたのであまり触れません。)
振り返りの最後に、今年1年を終えて考えたことについて少し書いておきます。
まずはやっぱり、これまで指導してくださった先輩方、そして監督、コーチに良い報告がしたかったです。試合に出る、メンバーになるとか、そういった具体的な成果をあげて、やりました!って言いたかったです。ほんとうに申し訳なさと、悔しさとって感じです。
そしてもうひとつ、後輩たちにかっこいい姿を見せたかったし、もっと模範となる姿勢を示さなければいけなかったなということです。実際は、僕が愚痴を聞いてもらったり、励ましてもらったり、弱い部分、情けない部分の方を多く見せてしまったのではないでしょうか。特に担当の2人、頼りない先輩でごめん、ありがとう。感謝の気持ちはここでは言い尽くせないのでまた別の機会に伝えます。
そして、後輩に見せるべきかっこいい姿ってなにかなと考えたときに、引退していった先輩方の凄さを改めて感じた1年でした。試合に出ている出ていないに関係なく。先輩方の姿に近づくために、まだまだやれることがあったかな。やっぱり後悔無く引退というのはとても難しいですね。はじめに書いた密かな目標通り、最後まで全力でできたのかと自問自答したときに、自信を持って「はい」と言えないのが悔しいです。まだまだ甘い部分が多かった。
まあでも、中高に比べたら晴れやかな気持ちで引退できたとは思います。最近そう思えるようになってきました。引退直後はそんなことを思うのが悔しかったし、絶対そう思うもんかって意地を張っていました。まあもう少し悔しがっていたかった気もするんですけれど。
4年間のまとめはこんな感じです。
次に後輩たちへ少しだけ
もちろんみんな応援していますが2.3回生、特にここまで結果を残せていない人たちにどうにか頑張ってほしいです。2回生監督としてメンバー外の子と多く関わっていたからというのもあります。そしてやっぱり勝手ながら自分と重ねてしまいます。自分と重ねて、僕のできなかったことを成し遂げてほしいと期待してしまいます。最後まで頑張って、なんとか一花咲かせてください。
まあ、僕が頑張れと言ってもあまり響かないかもしれません。僕は甘いところ、まだ頑張れるところだらけでした。だから、1年後2年後引退が近づいてきたときに「藤井さんよりは頑張ったわ」くらいの感じで笑ってくれればいいなって思います。そしてそんなので良いので、いまの1〜3回生が現役の間は、思い出してくれると嬉しいです。やっぱり忘れられるのはちょっと寂しいんですよね。試合結果や賞状なんかに名前が載るような選手にはなれなかったし、イベントでいい感じの写真がいっぱいあるようなタイプでもないので。たまーにでいいので思い出してください。
最後に、いろいろ上手くいかなかったとかもっと頑張れたとか書きましたが、弓道部員として活動していた時間は、毎日にハリがあって、充実していたと思います。これは引退して気づいたのですが、毎日なにもないと逆に気持ちが不安定でしんどいんですよね。外出しないと病んでしまいそうなので是非ご飯にでも誘ってください。
そしてもうひとつ感じるのが、4年間ほんとうにまわりの人に恵まれていたなと。ここまでやれたのはまわりの人たちのおかげだったなと。監督・コーチ、先輩方、同期のみんな、後輩たち、両親、他にもいろんな人に支えてもらった4年間でした。最後になりましたが、みなさんありがとうございました。ほんとうに感謝しています。
関西大学体育会弓道部
2回生監督 藤井一眞
文学部 四回生 初心者
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