4回生の振り返り 〜艱難汝を玉にす〜
- 2023/02/02
- 14:47
はじめまして。 おはようございます。 こんばんは。 ちは。 いつもお世話になっております。 お疲れ様です。
いや国と地域、人によっては時間や立場が違うかもしれない。 挨拶は、何回だってしてもいい。 そうだろ?🕺🏻
今年度、関西大学体育会弓道部男子主務を務めさせていただきました海野遼太です。
よろしくお願いします。
新歓コンパで「今どき学ランで挨拶するところあるぅ〜?」と思ってから早いもので、四年経ち、卒部ブログを書くことになってしまいました。
あんなに嫌だった学ランも、もう着ないと思うと、寂しいと言ったら嘘になりますね。
以下目次になります。
【はじめに】
【なんのために部活してるの?】
【ありがとうパート】
【おわりに】
たったこれだけかと思ったらなんと全部で5000字もあるので、暇な時に読んでください。
【はじめに】
本題に入る前に少しだけ、余談になります。
卒部ブログ執筆にあたり、皆んなと同じような振り返りブログを書こうとしたのですが、下書きを書いてると「苦しかったけどやらないといけないと思って…」「もっと結果で見せたかった、勝ちたかった」「こんなんで終わりたくなかった」のオンパレードの特級呪物ブログが出来上がってしまいました。絶対に世に出せないと思いましたね。
どうにかしていい終わりに持っていけないか模索したのですが、文才が追いつかず、「よし、方向性を変えよう😀」と思い書いたのがこちらのブログとなります。
(振り返りに近いものは記録班のシートにだいぶマイルドなものを記入したので現役生の方はそちらをご覧下さい…)
という訳で振り返りとは少し違う内容になるのですが、現役時、ふとした時に考えていた事について、つらつらと書きたいと思います。
【なんのために部活してるの?】
この問いがこの四年間何度も頭の中に浮かんでは消えていきました。(特にしんどい時、辛い時)
弓道部のみならず、大学で部活動をしている人は誰もが一度は思う事ではないかと思います。
「大学生ってもっと自由じゃないん?なんでこんな事してるん?」
「みんな旅行とか遊びとかしてるのになんで日曜返上で部活してるん?」
大学四年間で出来る事って色々あると思います。
就活をしている時に色々な学生の「ガクチカ」を聞きましたが、その中には、留学先で自分の価値観を広げたり、バイト先の売り上げを50%増加させたり、カンボジアに学校建てた上、水道を掘って村の水不足を解決したりしていた就活生(?)もいました。
やはり大学の四年間というのは様々な挑戦や体験が出来る時間なんだなぁと思っています。
そんな貴重な時間をほぼほぼ費やしてまで部活をしていた目的はなんなのか?という事なのですが、何回も考えているうちに自分なりの結論が出ました。
結論から言うと「良い環境下で経験を積んで人として成長する」ために部活動をしていたのだと自分は思います。
(正確には、勝つ為に努力をしていて、結果的に引退した後残ったものが、人としての成長でした。)
関大弓道部という環境で得られる経験は何よりも価値があったと思います。
すごくアバウトなのでもう少しお話させて下さい。
体育会で部活をやる目的、として多くの人の頭に浮かんでくるのは、「①上手くなって活躍し、その競技でプロになる」「②スポーツを通して人として成長する」という事だと思います。
①の目的について、弓道部には半分当てはまり、半分当てはまらないのではないかなと思います。
もちろん体育会で活動している以上、「試合に勝つ事」も大事です。その為に血の滲む様な努力を続けています。大事な大学生活を弓道に捧げています。
しかし、僕らはプロを目指している訳ではないので、勝つ事が全てではないと思います。
サッカーや野球であれば、大学で結果を残せばプロへの道も見えてきます。スポーツそのものを生業とする為に努力するというのも、一つの大きなモチベーションになりますが、弓道は別です。
プロはもちろん、弓道そのもので生計を立てていく事など不可能です。
その為、弓道部においては①よりも、①を目指すプロセスの中での②が目的としての意味合いは強いのではないかと思います。
(誤解のない様にもう一度言わせて下さい。勝つ事にこだわる事はとても大切だと思っています。勝つ為に自分達はこれまで必死に努力をしてきましたし、何が必要かを考えてきました。体育会として活動する以上、結果に拘るというのは当たり前の事です。
ただ、あくまでそれは競技スポーツをする上での「目標」であり、今回お話している「目的」は少し違う視点になってます。)
実際に、関大弓道部の活動目的として、「人として成長すること」が掲げられています。
そして、成長するために必要なのは(一次的な)経験と適切な環境であると思います。
経験は人を成長させる、なんて当たり前の事なのですが、「自分自身が、自分ごととして」経験するという事が大事であると思います。
一次的である事の価値は「自分の感情が付随している」という事だと思います。
嬉しい事も、苦しい事も全て自分が経験している事です。
当てられなかった一本も、チームが良くなるためにどうしたらいいか試行錯誤した事も、しんどくても踏みとどまって練習した事も、全て自分が経験した事です。
だからこそ、喉元過ぎても熱さ忘れず、自分の体と心にしっかりと刻みつけられて、経験値として蓄積していきます。
本で付けた知識よりも、実際に自分が経験して得た経験則の方が圧倒的に定着すると思います。
また、ただ経験するだけでは成長しきれません、環境も大事です。
これだけ切磋琢磨出来て、成長出来る環境が整っている場所なんてそうそうないと思います。
だって普通に大学生として生活していて、全てを犠牲にして結果に強くこだわったり、チームを良くするためのミーティングを連日行ったり、努力する事が当たり前と思っている人が多くいる環境に身を置く、なんていう事はそうそう無いですよね?
自分も現役の時は当たり前と思っていた事ですが、引退してみて初めてこの環境の有り難さを感じました。
「何かに本気で向き合う事、四六時中考えること、それ以外の事に割く時間がもったいないと思い始める事、やらなきゃじゃなくてやりたいになること、自分の能力に不満と無力感を持つ様になること、それでも諦めずに努力し続ける事、、、」
あげたらキリがありませんが、この素晴らしい環境での経験は間違いなく僕を成長させてくれましたし、ここを選んで、最後までやって、良かったなと思います。
(今書いている事も僕にとっては一次情報ですが、読み手の方にとっては二次情報となってしまいます。だからこそ価値があるので、後輩の皆さんにも是非価値ある経験をして欲しいです)
色々と書きましたが、これはあくまで自分の考えです。
部活をやる目的というものは人それぞれあると思います。それを見つけるということ自体にも大きな意味があると思います。
今目的が曖昧になってるなぁと思った人は是非一度考えてみて欲しいなと思います。
・・なんだか堅苦しくなってますね、、
卒部ブログは面白おかしく書きたかったんですが、それは清水くんに譲ることにします。一回生の頃から俺が一番おもろいブログ書くわって言ってたもんね。
さぞ面白いことでしょう。
【ありがとうパート❤️】
長文をつらつらと書き連ねてしまって、「長いわ!」という声が聞こえてきそうですが、もう少しだけお付き合い下さい。
この四年間での活動は決して一人では成り立ちませんでした。様々な人に支えられ、勇気づけられ、時には厳しい言葉をいただき、ここまで来る事ができました。感謝しかありません。
ただ、直接言うのはやっぱり照れ臭いのでこの場をお借りして伝えさせていただきます。
・同期へ
今だから言いますが、三回生以降は同期がいなければここまで頑張れませんでした。こんな自分を主務に推薦してくれて、本気で報いようと思いました。後悔させない、こいつを選んで良かったと思ってもらいたかったから頑張れました。
そう本気で思わせてくれる最高の同期でした。
本当にありがとうございました。
・メンバーで引いてくれた人へ
しんどい時に代わってあげられなくて本当にごめん。
自分が選手として何も出来てなかったからこそ余計に凄さを感じます。
自分がどれだけ苦しくても、最前線で戦っている人達の思いを聞いていて、そんだけ苦しんでいる人がいるのに自分が逃げるわけにはいかない、その人達に比べたら自分の苦しさなんて、と思えて、辛さから逃げたいと思う自分を踏みとどめてくれる力になりました。
本当にありがとうございました。
・試合に出れなかったけれど一生懸命練習していた人へ
僕はこの立場だったのですが、他にも多くの同じ立場の人がいました。100人いるのに、試合に出れるのは一部の人だけ、もういいかとなる人もいる中で、たとえ結果が出ていなくても、腐らず努力し続けていたその姿が大好きでした。
まだ活動期間が残っている人は、悔いのない様に頑張って下さい。その姿を想像するだけで嬉しいです。結果がついてくればさらに嬉しいです😊応援しています。
本当にありがとうございました。
・監督・コーチ/その他支えてくださった方々へ
監督からは論理的な考え方、多角的に物事を見る視点、コーチからは人を動かす力、人間力の大切さをはじめとする様々な事を教えていただきました。
また、ミーティングなどの際にも自分達の考えの一歩先の視点から意見を下さり、そこまでいかないと勝てないという事を強く感じました。これらはこれから社会に出ていく中で必ず役に立つ考えだと思います。
ここでは伝えきれない程感謝しております。
本当にありがとうございました。
また、普段部員とは顔を合わさなくても支えて下さった方々。酒井先生、弓陵会の方々、スポーツ振興グループをはじめとする学校関係者の方々、関大一高の先生、生徒の皆さん、主務として関わる機会があったからこそ、その支えの大きさを実感する事も多かったです。
どこか一つが欠けていたら、今の弓道部の姿にはなっていないと思います。
本当にありがとうございました。
・関大弓道部という場所/環境へ
四年間でほとんどの時間を過ごした弓道場、暇があればずっと行ってました。上手くいかなくても、練習したいと思えばいつでも空いてる道場の安心感はまさに実家でした。
最後の方はもう意地になって練習してました、正直練習は一ミリも楽しくなかったし、しんどさが大半を占めていました。
それでも道場以外の場所にいると気持ち悪くなって不安になって、道場に来てしまいました。それくらい居心地の良くて、自分を奮い立たせてくれる場所で、自分がやりたいと思える事をやれる唯一の場所でした。
今でも苦しいと思う日々と突きつけられた結果を無駄じゃないと思う事が出来るのも、この素晴らしい環境があったからです。
自分を一段階も二段階も上に成長させてくれたこの環境には本当に感謝しています。
本当にありがとうございました。
【おわりに】
最後に後輩の方へ少しだけ伝えたい事があるのでそれだけ。
伝えたいのは、後悔ない様に、やり切って下さい!ということです。
自分はこの四年間でなかなか結果を出す事が出来ず、チームも勝たせる事が出来ず、悔しさはたくさんあります。でも後悔はないです。
結果を出せなかった自分は好きになれないけど、やり切った自分は褒めたいです。
これから頑張る皆さんにも是非四年間が終わった時にこう思える様に一日一日を大切にして過ごして欲しいです。
今頑張れてないなって思う人は、ここが踏ん張りどころだと思ってとりあえず一日頑張ってみて下さい。最初の一歩が踏み出せたら後は意外となんとかなるものです。
結果が出る出ないに関わらず、一人でも多くの人が、最後に「後悔ないな」「やり切れたな」と思えたならとても素晴らしい事だと思います。
・・とまぁかっこいい事も言えたのでこの辺で終わりにしたいと思います。
なんか難しい事書こうとしてまとまりが無かった気がしますが、何回も読んで頂ければ少しは理解していただけるかなとは思います。
「時を戻そう」🕺🏻という声が聞こえたそこのあなた、是非最初から読んでみて下さい。
長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました。
失礼します。
関西大学体育会弓道部
男子主務 海野遼太
社会学部 四回生 初心者
いや国と地域、人によっては時間や立場が違うかもしれない。 挨拶は、何回だってしてもいい。 そうだろ?🕺🏻
今年度、関西大学体育会弓道部男子主務を務めさせていただきました海野遼太です。
よろしくお願いします。
新歓コンパで「今どき学ランで挨拶するところあるぅ〜?」と思ってから早いもので、四年経ち、卒部ブログを書くことになってしまいました。
あんなに嫌だった学ランも、もう着ないと思うと、寂しいと言ったら嘘になりますね。
以下目次になります。
【はじめに】
【なんのために部活してるの?】
【ありがとうパート】
【おわりに】
たったこれだけかと思ったらなんと全部で5000字もあるので、暇な時に読んでください。
【はじめに】
本題に入る前に少しだけ、余談になります。
卒部ブログ執筆にあたり、皆んなと同じような振り返りブログを書こうとしたのですが、下書きを書いてると「苦しかったけどやらないといけないと思って…」「もっと結果で見せたかった、勝ちたかった」「こんなんで終わりたくなかった」のオンパレードの特級呪物ブログが出来上がってしまいました。絶対に世に出せないと思いましたね。
どうにかしていい終わりに持っていけないか模索したのですが、文才が追いつかず、「よし、方向性を変えよう😀」と思い書いたのがこちらのブログとなります。
(振り返りに近いものは記録班のシートにだいぶマイルドなものを記入したので現役生の方はそちらをご覧下さい…)
という訳で振り返りとは少し違う内容になるのですが、現役時、ふとした時に考えていた事について、つらつらと書きたいと思います。
【なんのために部活してるの?】
この問いがこの四年間何度も頭の中に浮かんでは消えていきました。(特にしんどい時、辛い時)
弓道部のみならず、大学で部活動をしている人は誰もが一度は思う事ではないかと思います。
「大学生ってもっと自由じゃないん?なんでこんな事してるん?」
「みんな旅行とか遊びとかしてるのになんで日曜返上で部活してるん?」
大学四年間で出来る事って色々あると思います。
就活をしている時に色々な学生の「ガクチカ」を聞きましたが、その中には、留学先で自分の価値観を広げたり、バイト先の売り上げを50%増加させたり、カンボジアに学校建てた上、水道を掘って村の水不足を解決したりしていた就活生(?)もいました。
やはり大学の四年間というのは様々な挑戦や体験が出来る時間なんだなぁと思っています。
そんな貴重な時間をほぼほぼ費やしてまで部活をしていた目的はなんなのか?という事なのですが、何回も考えているうちに自分なりの結論が出ました。
結論から言うと「良い環境下で経験を積んで人として成長する」ために部活動をしていたのだと自分は思います。
(正確には、勝つ為に努力をしていて、結果的に引退した後残ったものが、人としての成長でした。)
関大弓道部という環境で得られる経験は何よりも価値があったと思います。
すごくアバウトなのでもう少しお話させて下さい。
体育会で部活をやる目的、として多くの人の頭に浮かんでくるのは、「①上手くなって活躍し、その競技でプロになる」「②スポーツを通して人として成長する」という事だと思います。
①の目的について、弓道部には半分当てはまり、半分当てはまらないのではないかなと思います。
もちろん体育会で活動している以上、「試合に勝つ事」も大事です。その為に血の滲む様な努力を続けています。大事な大学生活を弓道に捧げています。
しかし、僕らはプロを目指している訳ではないので、勝つ事が全てではないと思います。
サッカーや野球であれば、大学で結果を残せばプロへの道も見えてきます。スポーツそのものを生業とする為に努力するというのも、一つの大きなモチベーションになりますが、弓道は別です。
プロはもちろん、弓道そのもので生計を立てていく事など不可能です。
その為、弓道部においては①よりも、①を目指すプロセスの中での②が目的としての意味合いは強いのではないかと思います。
(誤解のない様にもう一度言わせて下さい。勝つ事にこだわる事はとても大切だと思っています。勝つ為に自分達はこれまで必死に努力をしてきましたし、何が必要かを考えてきました。体育会として活動する以上、結果に拘るというのは当たり前の事です。
ただ、あくまでそれは競技スポーツをする上での「目標」であり、今回お話している「目的」は少し違う視点になってます。)
実際に、関大弓道部の活動目的として、「人として成長すること」が掲げられています。
そして、成長するために必要なのは(一次的な)経験と適切な環境であると思います。
経験は人を成長させる、なんて当たり前の事なのですが、「自分自身が、自分ごととして」経験するという事が大事であると思います。
一次的である事の価値は「自分の感情が付随している」という事だと思います。
嬉しい事も、苦しい事も全て自分が経験している事です。
当てられなかった一本も、チームが良くなるためにどうしたらいいか試行錯誤した事も、しんどくても踏みとどまって練習した事も、全て自分が経験した事です。
だからこそ、喉元過ぎても熱さ忘れず、自分の体と心にしっかりと刻みつけられて、経験値として蓄積していきます。
本で付けた知識よりも、実際に自分が経験して得た経験則の方が圧倒的に定着すると思います。
また、ただ経験するだけでは成長しきれません、環境も大事です。
これだけ切磋琢磨出来て、成長出来る環境が整っている場所なんてそうそうないと思います。
だって普通に大学生として生活していて、全てを犠牲にして結果に強くこだわったり、チームを良くするためのミーティングを連日行ったり、努力する事が当たり前と思っている人が多くいる環境に身を置く、なんていう事はそうそう無いですよね?
自分も現役の時は当たり前と思っていた事ですが、引退してみて初めてこの環境の有り難さを感じました。
「何かに本気で向き合う事、四六時中考えること、それ以外の事に割く時間がもったいないと思い始める事、やらなきゃじゃなくてやりたいになること、自分の能力に不満と無力感を持つ様になること、それでも諦めずに努力し続ける事、、、」
あげたらキリがありませんが、この素晴らしい環境での経験は間違いなく僕を成長させてくれましたし、ここを選んで、最後までやって、良かったなと思います。
(今書いている事も僕にとっては一次情報ですが、読み手の方にとっては二次情報となってしまいます。だからこそ価値があるので、後輩の皆さんにも是非価値ある経験をして欲しいです)
色々と書きましたが、これはあくまで自分の考えです。
部活をやる目的というものは人それぞれあると思います。それを見つけるということ自体にも大きな意味があると思います。
今目的が曖昧になってるなぁと思った人は是非一度考えてみて欲しいなと思います。
・・なんだか堅苦しくなってますね、、
卒部ブログは面白おかしく書きたかったんですが、それは清水くんに譲ることにします。一回生の頃から俺が一番おもろいブログ書くわって言ってたもんね。
さぞ面白いことでしょう。
【ありがとうパート❤️】
長文をつらつらと書き連ねてしまって、「長いわ!」という声が聞こえてきそうですが、もう少しだけお付き合い下さい。
この四年間での活動は決して一人では成り立ちませんでした。様々な人に支えられ、勇気づけられ、時には厳しい言葉をいただき、ここまで来る事ができました。感謝しかありません。
ただ、直接言うのはやっぱり照れ臭いのでこの場をお借りして伝えさせていただきます。
・同期へ
今だから言いますが、三回生以降は同期がいなければここまで頑張れませんでした。こんな自分を主務に推薦してくれて、本気で報いようと思いました。後悔させない、こいつを選んで良かったと思ってもらいたかったから頑張れました。
そう本気で思わせてくれる最高の同期でした。
本当にありがとうございました。
・メンバーで引いてくれた人へ
しんどい時に代わってあげられなくて本当にごめん。
自分が選手として何も出来てなかったからこそ余計に凄さを感じます。
自分がどれだけ苦しくても、最前線で戦っている人達の思いを聞いていて、そんだけ苦しんでいる人がいるのに自分が逃げるわけにはいかない、その人達に比べたら自分の苦しさなんて、と思えて、辛さから逃げたいと思う自分を踏みとどめてくれる力になりました。
本当にありがとうございました。
・試合に出れなかったけれど一生懸命練習していた人へ
僕はこの立場だったのですが、他にも多くの同じ立場の人がいました。100人いるのに、試合に出れるのは一部の人だけ、もういいかとなる人もいる中で、たとえ結果が出ていなくても、腐らず努力し続けていたその姿が大好きでした。
まだ活動期間が残っている人は、悔いのない様に頑張って下さい。その姿を想像するだけで嬉しいです。結果がついてくればさらに嬉しいです😊応援しています。
本当にありがとうございました。
・監督・コーチ/その他支えてくださった方々へ
監督からは論理的な考え方、多角的に物事を見る視点、コーチからは人を動かす力、人間力の大切さをはじめとする様々な事を教えていただきました。
また、ミーティングなどの際にも自分達の考えの一歩先の視点から意見を下さり、そこまでいかないと勝てないという事を強く感じました。これらはこれから社会に出ていく中で必ず役に立つ考えだと思います。
ここでは伝えきれない程感謝しております。
本当にありがとうございました。
また、普段部員とは顔を合わさなくても支えて下さった方々。酒井先生、弓陵会の方々、スポーツ振興グループをはじめとする学校関係者の方々、関大一高の先生、生徒の皆さん、主務として関わる機会があったからこそ、その支えの大きさを実感する事も多かったです。
どこか一つが欠けていたら、今の弓道部の姿にはなっていないと思います。
本当にありがとうございました。
・関大弓道部という場所/環境へ
四年間でほとんどの時間を過ごした弓道場、暇があればずっと行ってました。上手くいかなくても、練習したいと思えばいつでも空いてる道場の安心感はまさに実家でした。
最後の方はもう意地になって練習してました、正直練習は一ミリも楽しくなかったし、しんどさが大半を占めていました。
それでも道場以外の場所にいると気持ち悪くなって不安になって、道場に来てしまいました。それくらい居心地の良くて、自分を奮い立たせてくれる場所で、自分がやりたいと思える事をやれる唯一の場所でした。
今でも苦しいと思う日々と突きつけられた結果を無駄じゃないと思う事が出来るのも、この素晴らしい環境があったからです。
自分を一段階も二段階も上に成長させてくれたこの環境には本当に感謝しています。
本当にありがとうございました。
【おわりに】
最後に後輩の方へ少しだけ伝えたい事があるのでそれだけ。
伝えたいのは、後悔ない様に、やり切って下さい!ということです。
自分はこの四年間でなかなか結果を出す事が出来ず、チームも勝たせる事が出来ず、悔しさはたくさんあります。でも後悔はないです。
結果を出せなかった自分は好きになれないけど、やり切った自分は褒めたいです。
これから頑張る皆さんにも是非四年間が終わった時にこう思える様に一日一日を大切にして過ごして欲しいです。
今頑張れてないなって思う人は、ここが踏ん張りどころだと思ってとりあえず一日頑張ってみて下さい。最初の一歩が踏み出せたら後は意外となんとかなるものです。
結果が出る出ないに関わらず、一人でも多くの人が、最後に「後悔ないな」「やり切れたな」と思えたならとても素晴らしい事だと思います。
・・とまぁかっこいい事も言えたのでこの辺で終わりにしたいと思います。
なんか難しい事書こうとしてまとまりが無かった気がしますが、何回も読んで頂ければ少しは理解していただけるかなとは思います。
「時を戻そう」🕺🏻という声が聞こえたそこのあなた、是非最初から読んでみて下さい。
長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました。
失礼します。
関西大学体育会弓道部
男子主務 海野遼太
社会学部 四回生 初心者
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